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2014年09月19日

舞台『ブラックジャックによろしく』

宮内洋さんが出演している舞台、
トウキョウ演劇倶楽部プロデュース公演VOL.7
「ブラックジャックによろしく〜がん患者編〜」を観てきました。

原作は、佐藤秀峰さんの漫画「ブラックジャックによろしく」。
名門大学医学部を卒業後、同大学附属病院で働く研修医が、
理想とは掛け離れた現場に失望しつつも、日本の病院が抱えている
矛盾や深刻な医療問題に真っ向から立ち向かう姿を描いた人間ドラマです。

何と言ってもがん病棟というのがヘビーでした。
抗がん剤の投与と告知、延命治療という永遠と思われるテーマへの挑戦。
術後6年が経っても、まだまだ身近すぎてコワくなる場面がいくつもありました。

あえて距離をおいて冷静に観ようと思ったのですが、
一緒に戦ってくれる理解ある家族とのエピソードには感情移入しすぎました。
現実を受け入れることも、そして受け入れてからの道のりも
とてつもなく長い時間のような気がします。
ましてや、末期の段階での告知は想像を絶するものがあります。


ところで、今回の私のヒーローの役どころは、偉大な教授。
おふざけすることもなく、変身ポーズをすることもなく(あたりまえだ!/笑)
終始渋くて眩しかった。
立場上、厳しく冷たいイメージですが、若い医師に若かりし頃の自分を重ね
理解を示すという少しホッとできる一面も垣間見ることができました。

生と死をテーマにしていますが、決してお涙ちょうだいではなく、
描かれているのは、日本の医療の現状(設定は10年前)と人間そのもの。
観客ひとりひとりの心の中に深く残る作品です。
posted by YOH at 17:31| Comment(0) | エンタメ・イベント・展示 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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