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2017年09月05日

疑い晴れて…。

お盆に術後9年の検査を受けたが、結果がいつもとは違った。
手術した側と反対側の胸に7mmのしこり、半年前の検査では何もなかったところだ。
マンモとCTはスルーしたのにエコーで見つかった。
場所や大きさや質の違いで写ったり写らなかったりするらしい。

新しいガンかもしれない…暗雲立ち込める…。

いや、これは全然あっておかしくないことだしむしろ想定内のはず。
術後10年の区切りを目前に少し気が緩んでいた自分が愚かに見えた。
今まで何もなかったからこれからもないとは限らない。

しこりに直接針を刺して調べる細胞診をした。部分麻酔のプチ手術だ。
最終的に良性か悪性かを確実に見極める方法はこれしかないという。

3週間待たされた結果、悪性ではないということがハッキリした。
正体は脂肪種。悪性に変わる心配はなく時が経つと無くなるものらしい。
「脂肪種です。」と言われたときの私の反応は、よかったー!ではなく、
「えーーっ!」だった。全身の力が抜けた…。

悪性だとしても7mmの段階で見つかったら死ぬことはないと主治医は言う。
しかし、最悪を想定して頭と心がパンクしそうなほど無い知恵を絞り、いろんな考えを
めぐらせていたので、この3週間は絶賛拷問中だった。
今入っている仕事への責任、周りへの迷惑を最小限に食い止めるにはどうしたら
よいか、経済的負担のこと、諦めきれないイベントのことなど。
そして、いやでも襲ってくる抗がん剤体験の恐怖…命には代えられないが
あの治療をもう一度やるのかと考えただけでとても平常心ではいられない。
もしも抗がん剤をやらなくても治す方法があるなら、それと引き換えに死ぬほど苦手な
絶叫マシーンに何百回でも乗れるだろう。まあ、本当に死んだら元も子もないが…。
結果が出るまで考えてもしょうがないこととわかっていてもひたすら考え続けた。

ええい!もういいかげん腹を括れ!と自棄になり、できる限りの戦闘態勢を整えて
ドアを開けたら…敵ではなく味方が微笑んで立っていた…。
の、「えーーっ!」だったのだろう。苦痛から開放された私は家に帰り大爆睡した。

長い長い3週間が過ぎ去った…今回はたまたま結果がよかっただけ。
これからも気を抜かず、生活習慣を見直しなさいと言われているのだ。
「死なせない程度の早期で見つけて治療する…それが僕の責任だから。」
と、さらっと言ってくれる主治医は相変わらず私のヒーローだ。アリガトウゴザイマス!!

ということで、なんだかヒドイ風邪ひいた〜!!目鼻喉節々ぜんぶイタイ(関係ないわっ!)
体調管理も大切な仕事のひとつだね。(説得力もないわっ!)

ちょっとだけ休ませてください。すぐに元気に出動します。
「生かす」という仕事に尽力してくれている人がいる…有難う…「有難さ」が身に沁みる。

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2017年02月09日

検査デー

今回の検査はハーフコースなので、痛〜いマンモグラフィーも
100%注射を失敗されるアイソトープ(骨のレントゲン)もありませんでした。
が!!診察が過去最高の4時間半待ち〜!!
って、ディズニーランドかっちゅうねん!!(前にも書いたわ…)
でも、主治医が一日で100人近い患者さんを診ていると聞いて言葉が出ませんでした。
私が通い始めた頃に比べたら確実に患者さんが増えてるし病院の事情も変わったようです。
いつも明るい主治医の顔から笑顔が消えていて心配になりました。

おかげさまで、術後8年半の検査も異常なしでした。
『生かす』というお仕事を頑張ってくれている人への恩返しは、
元気で一生懸命『生きる』ことしかないと思いました。

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2016年02月18日

一日がかり

3/1に向けての稽古、軌道に乗って来ました。大事なのは積み重ねです。
そんな白熱した?バースデーケーコの翌日には、
年に1度の検査フルコースバージョンが待っていました。

レントゲン、エコー、CT、アイソトープ、採血。
エコーもCTもアイソトープも大きく分ければすべてレントゲンなんですが、
まず、普通の胸のレントゲンにエコーは超音波、CTは輪切りのアレね、
あと、アイソトープというのは聞き慣れないと思いますが骨のレントゲンです。
これの造影剤の注射がね、むずかしいコの私の場合はこれまで失敗率100%(泣)
だから今回もどうせまた(泣)というあきらめの気持ちにもなりますよ、そりゃあ。

しかし、今回は違った!!!一発OK!…え?一発OK?うそ〜ん!!
こんな日が来るなんて…ううっ(やっぱり泣くんかい!!)

今回はいっちばん痛いマンモグラフィー(引っ張って潰すアレね)がなかったし、
他の検査もサクサク済んで心は晴れ晴れ〜!!と思ったら、診察が2時間半待ち〜
ってディズニーランドかっちゅうねん!!
でも、どんだけ患者さん抱えてるんだっていう主治医を見ていると頭が下がります。

そして、術後7年半の検査も異常なし。ホッとしました。

なっが〜〜いレシートみたいな受診票です。
これ1枚で一日回れるパスポートみたいなものです。楽しくないけどね。
『核』とかコトバがコワイよ。

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2015年02月24日

元気です。

術後6年半の検査にパスしました。
今回は、造影剤はなく注射は採血のみで、
しかもスゴ腕の方だったので、痛みもなく痕も残らず済みました。
幸運に感謝。そして何より健康に感謝黒ハート


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2014年08月21日

検査おわり。

術後6年の検査をパスした。ひとまず安心。

CT、アイソトープの造影剤と採血で刺されまくり、
腕は、案の定痣だらけになったが、これから半年間は
血管をさがされなくて済むと思うとうれしい。

病院の業務が電子化され、いくつもの検査が一日で
まわれるようになった。以前は2日かかってたからね。
6年も通ってるから、広い病院の中も把握できてきて、
迷わずさくさく検査の場所まで行けるようになった。

主治医「髪型変えましたね。」
わたし「変えてませんよ。」
主治医「役で変えるの?いいなあ。僕もやってみたい。」

えーーーっ!オカッパに!?
ていうか、人の話聞いてる?

主治医「男役とか女役とかで変えるの?」
わたし「男役はやらないです。」
主治医「男役はやらないんだ。」

だから変えてないって。
そして、宝塚じゃないからね。

わたし「人間じゃない役はやりますけど。」
主治医「...。」

...黙るんかい!!(笑)

舞台=ミュージカルだと思っているらしい。
コンビニはみんなローソンだと思ってるうちの母みたいだ。

ベイビーフェイスのオモローな主治医のおかげで、
憂鬱な病院もちょっぴり楽しい。

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2014年03月07日

憂鬱を吹き飛ばすもの。

昨年、術後5年の検査にパスしてから約半年が経ち、
ホルモン剤の服用を止めてから初めての検査の日が来た。

今までホルモン剤で抑えていた、ガン細胞が好んで食べる
エストロゲンという女性ホルモンが再び出てくるせいで、
再発する場合もあるというので、主治医も緊張する瞬間らしい。

結果は、特に異常は見られないとのことで、ホッとした。

大学病院もカルテのデータ化が進んでいて、
入力はすべて医者がやっている。
個人情報だから他に依頼できないのだろうが、
診察をしながらの作業はとても大変そうだ。
5時間も待たされたが、主治医の頑張る姿に文句など言えず、
愚痴をきいてあげたりした(笑)

これからも半年に1回の検査は欠かせない。
1年に1度は、検査もフルコースでまた血管さがしの旅に出る。

そんな憂鬱な旅のお伴には、ミートアライのメンチカツ猫
以前は、メンチにまったく興味がなかったのに
ミートアライに出会ってからは店の前を通るだけで
テンションあがるのだ右斜め上

ご褒美ないとやってられないこともあるんだよね〜わーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)
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2013年07月25日

血管さがしの旅

アイソトープ(骨のレントゲン)の造影剤の注射で血管をさがすこと30分。ダッシュ(走り出すさま)
謝る研修医に、「大変失礼ですが、あなたでは無理です。」
…とは云えず、「大丈夫です、慣れてますから。」
…はぁ…むずかしいコで、ごめんなさい。たらーっ(汗)

助っ人を呼んでくれたものの、その先生でも厳しいらしく
「いつもどこにしてますか?」ときかれたので、
こちらから指定したが、骨のすぐ近くなので失敗する確立が高いという。
そして、腕を叩いたり温めたりしてさらに30分。バッド(下向き矢印)
抗がん剤のダメージを受けていないほうの腕ならなんとかなりそうだが、
それは手術をした側の腕になる。
手術をした側の腕から薬剤を注入するのは、通常禁じられているが、
薬が少量ということもあり主治医の許可が出てなんとか終了。
…おつかれさまでした。

その後、CTの造影剤も注射したが、むずかしいほうの腕であっさり終了。
あとで主治医に聞いた話では、CTのほうが難易度が高いので
スペシャリストを派遣しているという。
次回から両方共スペシャルな人にやってもらえることになり、ひとまずホッ。かわいい

なにより、術後5年の検査にパスできて良かった!!
生かされていることに感謝。揺れるハートお仕事させてもらえることに感謝。ぴかぴか(新しい)
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2013年07月23日

注射という名のギャンブル

たかが採血って思うでしょ?
血管が細いとタイヘンなの、さがされてさがされて…。バッド(下向き矢印)
一回血を採るのに何回穴開けられるかわからないんだから。
一見うまくいったように見えても、後ですごく痛くなったり、痣ができたり…。
そうなると一週間くらい痣は消えないし、痛い。ふらふら
それが、腕のいい人に当たると、何の痛みもなく痣にもならない。
でもまあ、そういうのは滅多にないし、上手な人を選べるわけじゃないから
毎回、博打みたいなもんなんだよね、ギャンブルよギャンブル爆弾
今回、採血はいまだかつてないくらいスゴ腕の人だったっ!!!ぴかぴか(新しい)
しかしまだ、CTとアイソトープ(骨のレントゲン)の造影剤があり気が抜けない。
前回のアイソトープでは、二人がかりで穴だらけにされ、
挙句の果てに足にまで刺されたが、うまくいかなかった。
足に造影剤って聞いたことないけど、痛いなんてもんじゃない。あせあせ(飛び散る汗)
結局、最後に別の先生が来て一発OK!!
しかも腕!!じゃ、足はいったい何だったの??数々の穴はなあに???むかっ(怒り)

元気なのに贅沢な悩みだよな〜。
でも、なんかねえ…毎回毎回凹むよね…。

私を見て主治医が云った。
「(髪の毛が)すごい金!!って感じだね!この前見たときはゴールドって
感じだったのに〜。」???ちょっと何云ってるかわかんないです…。
でも、あなたのその明るさ、天然さが唯一の癒しです。かわいい

…なんか、ガンバロー…。
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2013年03月22日

6.ホルモン剤(2008年9月〜)

※これはつづきものです。このカテゴリの最初の記事からお読みください。

ホルモン剤、こいつの副作用は抗がん剤に比べるとかわいいものだが、
小さな嫌がらせをいっぱいされているようで意外とやっかいだ。

まず、急にカ−ッと熱くなる。何もしていないのに汗が吹き出て止まらなくなる。
体がむくんで節々が痛い。膝に力が入らない。同じ姿勢でいると膝が固まる。

がん細胞が好んで食べるエストロゲンという成分を出さないようにするため
女性ホルモンを一時的に止めるので、人工的な更年期障害が訪れる。
何といっても、お腹にうつ注射の針が太くて痛すぎる!!!
注射が別にキライではない私でもイヤになるほどだ。
一月に一度、1年ほど注射を続けると、あとは飲み薬に切り替わった。

もうすぐ術後丸5年になる。
7月に検査をパスしたら、もう薬の生活とはさよならできる。

病気をして人生観が変わった。
いまだかつてないほど食事や生活習慣に気をつけるようになった。
健康を過信していた愚かな自分に病気がおしえてくれたことは多い。
何ものにも代えがたい財産になった。

つづく
posted by YOH at 12:44| Comment(0) | 病気のこと その1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5.オレンジの点滴 その2(2008年5月〜9月)

※これはつづきものです。このカテゴリの最初の記事からお読みください。

髪の毛が全部抜けたので、いっそのことスキンヘッドを楽しもうと思った。
こんなことでもなければ一生ツルツルにすることなんてないだろうし(笑)
楽しみすぎ?(笑)ハゲも悪くない。
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頭って意外と汗かいてるのね〜新発見!!
おまけに眉毛もまつげも薄くなったから汗が目を直撃する。
部屋の中でも汗だくにならない通気性の良い帽子を探していたら
帽子屋(そのまんまかい!)という帽子のお店に出会った。
メールで細かくやりとりをしてすごく親切に相談に乗ってくれた。

注射をうつ血管が硬くなり、褐色に変わってきた。
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気がついたらいたるところに痣ができている。
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爪にはストライプ模様ができた。
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時には手や白目が黄色くなったがもう気にしてもしかたない。
ビリルビンという肝機能の数値が高いことがあるのが関係しているみたいだ。
特異体質のようで検査したが、結局ハッキリした原因はわからなかった。

いろんな症状に慣れてきたが、まだまだコワい出来事があった。
血管が弱くなると聞いていたのに、うっかり熱い湯船に入ってしまい、
血圧が上がったときいきなり毛細血管が切れた。
左の人差し指に何かで強打されたような衝撃と痛みが走り紫色になった。
痛みはすぐなくなったが、またなるかもしれないという恐怖は拭えない。

心臓にも負担がかかる。心臓の圧迫感は1日数回あった。
すぐなおるときもあれば、1時間くらい続くときもある。
苦しいわけではないが、血液がドッと心臓に押し寄せてくるような感じで
痛みもあるので怖ろしい。
電車の中でなったときは、優先席に”抗がん剤治療者”枠を
設けてほしいと真面目に思った。
これから、それらしい帽子を被っている人には優しくしようと思う。

治療中に主治医から気をつけるよう云われた3か条

1.風邪を引かない…体の抵抗力が落ちるため肺炎になりやすい。
2.怪我をしない…血小板が減るため血が固まりにくい。
3.蚊に刺されない…同じく抵抗力が落ちるため菌に負けやすい。

1と2は守れたが、夏だったので3はさすがに無理だった。

9月になり、長い長い4ヵ月が終わった。
副作用も少しずつなくなり薬との戦いは終りかと思われたが…。

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つづく
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4.オレンジの点滴 その1(2008年5月〜9月)

※これはつづきものです。このカテゴリの最初の記事からお読みください。

治療中一番しんどかったのは、他でもない抗がん剤だ。
体温と血圧の正常値を確認した上、点滴を2時間近くかけてゆっくり落とす。
少しでも熱があったり、体調がすぐれないと受けられない。
熱はなくてもこれから抗がん剤を注射するというだけで気分が悪くなる人もいるらしい。
1回目はまだいいが、回を追うごとにキツくなるからだ。

色は鮮やかな蛍光オレンジ、危険です!と云っているような色。
それに吐き気止めなど全部で3種類を注射する。
ピンクの扉の特別ルームでリクライニングチェアーに座る。
注射している間は、本を読んだり音楽を聴いたり看護師さんと会話したりして過ごす。
この時点ではどうということはない。終わった後もふつうに歩いて帰れる。
しんどくなるのは、注射後3、4時間経ってからだ。
まず吐く、とにかく吐く、その後体が重くなり3日間はほぼ寝たきりになる。
仕事は不可能、トイレと布団の往復のみ。
何も食べられないから力も出ない。無理やり水だけは飲む。

注射は全部で6回、3週ごとにうつため、やっと体調が戻り、
気分が良くなってきたと思ったら次の回が来るというその繰り返しだ。
2回目からは吐き気止めを多めに入れてもらい嘔吐はなくなったが、
気持ち悪さと引力が変化したかのようなどんよりとした体の重さはつづく。
歯茎がやられ口の中は血だらけ、徐々に皮膚はくすみ爪は変形する。
3回目からは髪の毛が抜け始めた。

ガン細胞だけを攻撃できる薬はまだない。
そのため細胞分裂の速度が似ている粘膜や皮膚や爪、髪の毛などが
一緒に攻撃を受けるのだそうだ。
化膿を抑えるためのステロイド剤も体がむくみ痛いくらいパンパンになるので
やめたくなる。もう何と戦っているのかわからない。我慢大会だ。

だんだん学習してきて少量なら食べられるものが増えてきた。
クロワッサン、ヨーグルト、シュークリームなど。
この世で一番好きなチョコレートが食べたくない。大事件だ。
その代わり、いままであまり好んで食べなかった瓜の種類、
キュウリ、スイカ、メロンなどがとてもおいしく感じられた。
牛乳がダメになり、苦手だった豆乳が飲めるようになる。不思議だ。

食欲がないので痩せることを期待したが(笑)、ステロイドのせいでかえって丸い。
その容姿を見て心無い発言をする人間(!?)もいたが、
家族はもちろん、友だちにはそんな人は一人もいない。当たり前だがみんな優しい。

心無いといえば、こんなことがあった。
体質なのか何なのか黄疸が出ることがある。気分は全く悪くない。
手術後も出て安静にと云われたが、メールをしに外へ出ても大丈夫だった。
はじめて抗がん剤を注射したときに、またしても黄色くなった。
特に白目がまっ黄色だ。時期が時期だけにコワくなった。
看護師さんが、「不安なことがあったら夜中でも電話してきていいからね。」
と言ってくれていたのでかけてみた。宿直医が出た。なぜか面倒臭そう。
症状を話したら耳を疑うような言葉が返ってきた。
「私はあなたの主治医ではないので、あなたの体のことはわかりませんし、
これから来られてもなにもしてあげられません。」と高飛車な感じ。
さらに「黄疸が出たのは肝臓に転移したのかもしれませんね。」
と、不安を煽るような一言を付け加えた。本当に医者なのかよ!!!
何か言い返してやりたかったがあまりの驚きで言葉を失った。
バカにしたような話し方にムカついて悔しくて泣いた。泣いたらスッキリした。
もう二度と電話はするまい。こんな人が自分の主治医じゃなくて本当によかった。
あなたのことは主治医にチクっときますから(笑)

わかってはいたけれど、世の中には決して分かり合えない生物がいるものだ。
病気のおかげで見えないものが見えてきた。悪いことばかりじゃない。

つづく
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2010年12月08日

3.事の発端

※このお話はつづきものです。こちらから先にご覧ください。

区でやっている婦人病の定期健診を何気なく受けてみた。
年も年だし右胸にしこりのようなものがありちょっと気になってもいたからだ。
マンモグラフィーというレントゲンをはじめて体験したバッド(下向き矢印)
めちゃめちゃ痛い。痛みに顔がゆがみ、思わずアイタタタタッ!がく〜(落胆した顔)
と声をあげてしまうほど。
小さい胸をひっぱったりつぶしたり何してくれてんねん!!手(パー)ダッシュ(走り出すさま)
いや、大きい胸の人でもきっと痛みは同じだろうあせあせ(飛び散る汗)

検査結果は、左胸に小さいつぶつぶの影、がんの予備軍のようなものらしいが、
気になるので一応大きい病院で診てもらってくださいとのことだった。
大学病院に行ってみた。主治医が言う。
「検診でひっかかって実際に悪性だったという方はだいたい10人に1人くらいです。」
MRIを撮ると、左ではなくどうやら自分でおかしいと思っていた右に影がある。
針を刺して細胞を採取し調べた。
後日、自分がその10人に1人だということがわかった。

つづく
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2010年09月29日

2.手術

※このお話はつづきものです。こちらから先にご覧ください。

手術当日、身につけるものはT字帯とゆかたのみ。
T字帯ってなに?って感じだったけど、とりあえず病院の売店で買ってみた。
開けてびっくり!ふんどしじゃん!だったらふんどしって言ってくれりゃあ
わかったのにね〜。と言っても持ってるわけじゃないけどさ、マイふんどしわーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)

全身麻酔....話をしていたらいつの間にか意識がなくなっていた。
目が覚めたら膀胱にすんごい違和感。ずっとトイレに行きたい感じ。
その上、両足に足かせみたいなのが付いていて、寝返りがうてない!!
体には、尿の管の他に、足の血栓を防ぐための空気ポンプがつけられていた。
ふくらはぎを常にマッサージしてくれているのだが、なんとも気持ち悪い。
寝返りがうてないことがこんなにつらいとはじめて知ったふらふら
夜中に何度も看護師さんを呼び寝返りをうたせてもらった。泣きながら(苦笑)
傷はまったく痛まない。まだしびれているからか?
少し動くとわき腹の上あたりに違和感。管が2本入っている。
手術した後傷口に水がたまるので、それを排出しているらしい。
知識がないのでびっくりした!体に穴が開いていたのだからがく〜(落胆した顔)
なんじゃこりゃ!!どころの騒ぎではない。

病名は、今世間でよく耳にする乳がん、初期のものだった。

つづく
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2010年04月22日

1.検査検査検査

レントゲンだけで5種類、もうどんだけー!ってくらい検査される。
術後2年の検査結果が出た。今回も何事もなく済んだ。少しホッとした。


2年前、ガン宣告を受けた。
風邪もめったにひかない自分がガンだなんて、まったく実感がなかった。
舞台が1ヶ月後に迫っていたので優先したいと言ったら
今は治療に専念してくれないと困ります!と主治医に怒られた。そりゃそうだ(苦笑)
その後フツーにイベントのお仕事のリハーサルに出ていた自分が可笑しかった。
それくらい実感がなかったのだ。

入院、手術とはじめてのことが続いた。全身麻酔がコワかった。
病院食はおいしかった。看護師さんも可愛くて優しかった。リハビリもつらくなかった。
入院生活は思ったより快適だったが、動けるので退屈でしかたなかった。
ひたすら漫画を読んだ(笑)

重い病気で苦しんでいる人に会った。
朝まで続くうめき声、足音やストレッチャーの音。病院は眠らない。
体に管が8本入っていても笑顔で挨拶し、リハビリをする人もいる。
知らない世界だった。自分の痛みがちっぽけに思えた。

つづく
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2010年03月19日

0.ちょうどのおとうふ

『ひかるKunのちょうどのおとうふ』というのを
”奇跡体験!アンビリバボー”で知りました目
プリンやゼリーのようにスプーンで簡単に食べられるちょうど良いサイズのお豆腐です。
さっそく注文してみました。

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濃厚なのにさっぱりしています。飽きの来ないおいしさで量もちょうどいい揺れるハート

商品名になっているひかるくんは笠島豆富店の次男坊。
白血病の抗がん治療を受け、食欲をなくしていた息子ひかるくんのために
お父さんと素敵な仲間たちが1年かけて作った愛情いっぱいのお豆腐です。
いまや、学校、病院、保育園などいろいろなところで大活躍しています。

抗がん剤、私も体験しましたが、大人でもかなりキツいんです。
2才の子にとっては訳もわからずどんなに苦しかったか想像がつきません。
でもひかるくんももう7才、元気になってよかった。

ホントこのお豆腐食べやすいです。体調が悪くても食べられそう。
私もあのとき知っていたらと思いました。
しかし今でも別の薬の副作用で食欲がなくなることがあるので、
これからも重宝しますよきっと。

いいきっかけなので、これから病気のことも少しずつここに書いていこうと思います。
posted by YOH at 16:08| Comment(0) | 病気のこと その1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする